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■活動レポート
「薬業界について熱く語ろう会」(有志による討論会)
地域で信頼される薬局づくりの第一歩とは?
をテーマに集中的に議論

2019年4月28日、「薬業界について熱く語ろう会」が東京・八重洲の会議室で開催された。「語ろう会」は次世代薬局研究会2025の吉村磯孝理事が任意に呼びかけ、所属や肩書に捉われることなく、自由に意見交換する目的で開催されたもの。当日は、薬局関係者のほか、大学教員、マスコミも交えて 18人が参集し、熱い議論が戦わされた。
「地域に信頼される薬局づくり、その第一歩を踏み出すために何すべきか」をテーマに2班に分かれたグループ討論(SGD)とまとめ発表、さらに参会者による意見表明など、薬局業界を改革すべく4時間にわたって膝を突き合わせた議論が行われた。

●信頼を得る第一歩は意識改革、誰がどのように取り組むのか
まず、次世代薬局研究会2025の藤田道男代表から、薬局業界の現状と課題について集約した問題提起があり、特に改革の課題として大きく「調剤業務の深化」「健康管理機能」「サービス業としての薬局経営」の3つを挙げた。
SGDのテーマは、「地域から信頼される薬局になるための第一歩とは?」。課題山積と分かっていても、地域の信頼獲得の第一歩として「何を成すべきか」を提示するのはそう簡単ではない。
SGDで多くの意見を占めたのは「薬局に関わる人の意識改革」で、計らずも同様の結果である。しかし、方法論的には優先順位が多少異なる。B班は経営者のリーダーシップの発揮、率先垂範(行動)によって周り(社員全員)を納得させ巻き込んでいく。経営者が変化しないと薬剤師も変わらないという観点に立って、コンセンサスを得ていく努力をするという経営者自身の意識改革が出発点になることを掲げた(発表資料はこちら)。
一方、A班が問題提起したのは患者・地域生活者が抱く「信頼」とは何かを捉えること。信頼は「私のことをわかってくれている」と患者・地域生活者から思われることから生まれる。薬剤師を“管制官”にたとえて、飛行機(患者・地域生活者)を安全に運行させる役割を持つ管制官は、情報収集と解析、また情報提供と情報発信を行う。パイロット(医師)と常に交信を保ち、適切な指示を出す。そうした前面に出ない管制官の果たしている役割になぞらえ、薬剤師の地道な活動の継続性が「信頼」を生むベースになるのではないかとした(発表資料はこちら)。

●マインドの養成につながるための地域一丸の教育・研修を
また、マニフェスト(経営者、社員、患者・地域生活者間の約束事)の作成は、両班とも第一歩を踏み出す有力な手段として位置づけ、経営者も薬剤師も事務スタッフも全員が関わり、根底にあるマインドを共有し、コンセンサスを得た組織ぐるみの行動につながるものととらえた。
さらに、組織の原点は「我々の顧客は地域住民である」との立場、あるいは「いかに患者の囲い込みを行うか」といった他機関との差別化、生き残りのためのマーケティングの発想やマインドの養成のほか、世の中をよく知る、経営指標・数値目標の設定などといった社会環境への対応の重要性も提起された。
そのほか、① 患者への寄り添い方を考える、②薬剤師の専門性に関して当然やるべきことをやる(薬剤師の責務)、② 対物から対人のために業務効率化や非薬剤師業務の見直し(投薬時間を増やす)、③薬局内外での教育・研修の充実、④ 薬剤師のシンクタンクの必要性(高次元の情報収集と国民への提供)、などが薬局業界改革のために提起された。なかでも、③ の教育・研修は、薬剤師が国・地域生活者から収入を得ているという意識を持って仕事に取り組めるような教育がポイントになるほか、専門知識やエビデンスの共有を図る意味でも、地域の薬局が一丸となった教育・研修の必要性が強調された。
会場を移しての懇親会では和気あいあいとした雰囲気の中で、懇親を深め、次回以降の開催も申し合わせて散会した。

■部会活動レポート「若手薬剤師部会の活動」

若手薬剤師がSGDを重ねてあるべき薬局・薬剤師像を探り、薬局現場の意識改革と行動変容を促す

次代を担う若手薬剤師を中心に、あるべき今後の薬局・薬剤師像を探ることを目的に2018年11月に立ち上げ、4回にわたってグループ討論(SGD)を重ねてきた若手薬剤師部会の活動のあらましについて紹介する。

 

●グループ討論を通じて、あるべき姿を明確化

■第1回若手薬剤師部会(2018年11月実施、グループ3班)
〔SGDテーマ〕:① 「今の薬剤師 未来の薬剤師」 ②「◯ 年後になりたい薬剤師」
第1回は2つをテーマにSGDを実施。①では、「処方箋を持つ人だけ、薬を渡すだけ」「調剤に時間をとられて患者と向き合えない」「(業務の)評価があいまい」「かかりつけが取れない」など、薬剤師が現場で抱える悩みや課題を明らかにし、達成方法や具現化の方法は問わず、その解消された姿を未来の薬剤師として描いた。例えば「50%が電子処方箋(業務効率化が図られた薬局)」「個別対応をしている」「調剤にとらわれない」「処方箋がなくても入れる」「服薬支援にオンした形の服薬指導」「受診前の相談窓口(ファーストアクセス)」などだ。
また、②では、目指す薬剤師像を「責任」「信頼」「思いやり」「人助け」の4項目を共通認識として打ち出した班、「カッコイイ薬剤師」に集約して掲げた班(図1)など。第1回では、あるべき薬局・薬剤師像を簡潔にキーフレーズで明確にしたことの意義が大きかった。

図1

■第2回部会(2018年12月実施、グループ4班+オンライン参加)
〔SGDテーマ〕:① あなたは将来的にどのような薬局・薬剤師になりたいか ② ①の目標に対して現状はどのような状況か ③ 障害因子は何か ④ 目標に向かってのアクションプラン
第2回では薬学生が加わり、第1回よりも踏み込んだSGDが行われた。特に目指すべき薬局・薬剤師像が具現化できない理由や、アクションプランを提示したことが注目された。阻害因子では「調剤業務が忙しい」「人手不足」「知識・経験不足」「患者目線になっていない」などが挙げられ、アクションプランでは「局外に出てコミュニティ拡大、地域イベントへの参加」「やる気のある人が活躍できる環境づくり」「患者から逃げない ピンチをチャンスに」「機械でできることは機械に任せ、“人”に時間を割く」などが提示された。
質疑応答の中で、「忙しいから改善の一歩が踏み出せない」ではなく、「忙しくてもやるべきことをやる(対人業務へのシフト)」という薬剤師マインドの大切さや行動が求められる状況が到来していることが指摘された。そのための業務の機械化・AI化であり、また、対人業務は「どれだけ患者を助けられるか(役立つか)」に移行していき、経営者も現場が楽しく仕事ができる環境づくりが重要な役割になることも指摘された。

●行動変容の検証と共有化を目指して委員会活動を展開

■第3回部会(2019年2月実施 グループ4班+オンライン参加)
〔SGDテーマ〕:「少子・超高齢社会における薬局・薬剤師の責務について」
第3回は、薬局・薬剤師の法・制度上の位置づけ、時代の変化の中で求められる役割などの研修の後、少子・超高齢社会における責務についてSGDが行われた。高齢者の状態に着目して「地域包括ケアにおける健康サポートの拠点」や「在宅の重要性」、「地域活動の充実)」などを挙げた班、「コミュニケーション能力を高めてオールラウンダーな薬剤師」を掲げた班、社会保障費の収支改善への寄与を目標にして取組課題を提示した班。そのほか、マンダラチャート(目標達成のための課題設定手法)を用いて取組課題の全体像をキーワードで図示してみせた班もあった(図2)。
また、あるべき薬局・薬剤師像の現場へ落とし込みやその方策を共有するために、「お薬手帳持参促進委員会」「服薬期間中フォロー委員会」「マニフェスト作成委員会」など、各種委員会設立の意向が表明され、部会メンバーの委員会への立候補が行われた。

図2

■第4回部会(2019年4月実施、グループ6班+オンライン参加)
〔SGDテーマ〕:「かかりつけ薬局機能とは何か」
第4回は、第3回で設立された委員会担当者による活動のポイントと、「現場での実践」→「委員会での成果発表・情報共有」→「現場の実践」という活動を実践することで、患者・地域生活者に認知される(アウトカムを出す)ことの重要性が確認された。

SGDは、かかりつけ機能を重要5項目に絞って提示した。「一元管理」「24時間対応」「患者・地域住民の情報把握」「予防・未病への対応」「地域連携」が主要な機能として挙げられたが、これらに加えて、「フットワーク」や「つながり、気づき」、「提案」の機能を挙げた班もあった。

若手薬剤師部会と薬局関係者の交流会ご案内

~若手薬剤師の取り組みを薬局の自己変革につなげよう!~

次代を担う若手薬剤師を中心に、社会環境変化を認識し、今後のあるべき薬局・薬剤師像の探ることを目的に、2018年秋から2019年春まで4回にわたり、若手薬剤師を中心に研修及びグループ討論を重ねてきました。
目的は、「薬局とは」「薬剤師とは」「社会保障制度とは」など、薬局・薬剤師の拠って立つ基盤に対する理解を深めると同時に、あるべき薬局・薬剤師像を明確にすることです。
また、第3回会合では薬局・薬剤師間の情報交換、課題と取り組み事例の共有化を図るための各種委員会を立ち上げました。交流会では委員会活動報告と共に、討論を通じて具体的な実践に活かすための意見交換を行います。
若手薬剤師・薬学生のほか、薬局経営者・管理者、勤務薬剤師、大学関係者、薬局関連企業等々、多くの方々のご参加をお待ちしております。
少子・超高齢社会が一層進行する中、薬局・薬剤師の果たす役割は重要です。そのためにはまず具体的な行動を起こす必要があります。交流会がその一助となれば幸いです。

若手薬剤師部会と薬局関係者の交流会開催要項

開催日:2019年6月9日(日)13:30~17:00(受付開始13:00~)
開催場所:「連合会館4F 402会議室」会場地図
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-1 (☎:03-3253-1771) 

開催テーマ:若手薬剤師の取り組みを薬局の自己変革につなげよう!
「若手薬剤師部会各種委員会の報告と討論」

参加費:無料
懇親会:終了後、近隣会場で懇親会を開催します(参加費:5000円)

お申込み方法
所属、ご名前、連絡先(メールアドレス、電話番号)等を明記の上、下記のメールアドレスからお申込み下さい。
0813fujita@catv296.ne.jp またはmct.miyamoto@hyper.ocn.ne.jp
※当会のホームページ http://jisedai2025.jpの【セミナー申し込みのページ】からの申し込みもできます。

第1回 次世代薬局研究会2025シンポジウム開催案内

〔シンポジウム概要〕
・日時:2019年5月26日(日)13:30~17:30
・会場:学校法人 医学アカデミー 薬学ゼミナール 新宿教室
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー4F(☎03-3370-8903)5月26日シンポジウム会場地図
・参加費:7,000円(但し、会員・学生は無料)
・認定薬剤師の研修受講シール2単位(G13 薬学ゼミナール生涯学習センター発行)対象です。
・シンポジウム終了後、懇親会を開催します。

〔テーマ〕
2025年の薬局・薬剤師像
~変化する環境を見据え、明日から取り組む薬局業務を探る~

〔開催趣旨〕
・地域包括ケアシステムへの参画、対物業務から対人業務への移行など、薬局業界は大きなパラダイムシフトに直面しています。今国会に提出される薬機法改正案では薬剤交付後のフォローや薬局機能分類が盛り込まれるほか、薬剤関連業務に対する薬剤師以外の者の関与、処方箋40枚に1人の薬剤師配置基準の見直しも検討される見通しとなっています。
・シンポジウムでは各階層からシンポジストを迎え、薬局・薬剤師が直面する課題と具体的な実践活動について討論し、薬局現場での意識改革と行動変容に向けた提言を行います。

〔シンポジスト〕
○薬局開設者・管理者の立場から:寺澤 雅治 氏(長野県茅野市 てらさわ薬局)
○薬剤師会の立場から:齋藤 祐次 氏(埼玉県薬剤師会副会長)
○薬科大学教員の立場から:菅野 敦之 氏(明治薬科大学准教授)
○薬学生の立場から:田中 雄也 氏(城西大学5年生)
・進行:吉村磯孝(次世代薬局研究会2025・理事)

〔申込み方法〕
・所属、ご名前、連絡先(メールアドレス、電話番号)、研修受講シール希望の有無等を明記の上、
下記のメールアドレスからお申込み下さい。(シール希望者には事前に引換券を交付します)
アドレス : 0813fujita@catv296.ne.jp  またはmct.miyamoto@hyper.ocn.ne.jp
※当会ホームページ http://jisedai2025.jpの【セミナー申し込みページ】でもお受けしています。

参加者の皆様へお願い
①問い合わせは事務局へ
シンポジウムに関する確認あるいはお問い合わせ等は、薬学ゼミナール 新宿教室ではなく、必ず当会事務局(mobile:080・1129・9805、またはmct.miyamoto@hyper.ocn.ne.jp)にご連絡ください。
②会場では静粛に願います
シンポジウム会場の薬学ゼミナール 新宿教室では、開催当日も学生の方々が自習をしていますので、迷惑にならないよう、ご配慮をお願いします。

第43回セミナーご案内 -時代の変化を捉え、一歩先の薬局・薬剤師を目指す―

日時 :2019年3月10日(日) 13時30分~17時00分(受付=13時00分~)

会場 :ワイム貸会議室四谷三丁目」RoomA
東京都新宿区四谷3-12 丸正総本店ビル6階(第43回次世代薬局研究会 セミナー会場

第1部 : 13:30~15:00
薬科大学教員から見た薬局業界の現状と展望
―薬学教育の現場が望む薬局・薬剤師像とは―
講師:杉林堅次氏(城西国際大学学長)

休憩 15:00~15:15

第2部 : 15:15~15:45
「一般社団法人 次世代薬局研究会2025」活動内容の報告
講師:(一社)次世代薬局研究会2025代表理事・藤田道男

第3部 : 15:45~17:15
薬機法改正と薬局の対応
―医薬品投与後のフォロー、薬局機能分類、ガバナンス確立―
講師:岩月 進氏(一般社団法人 愛知県薬剤師会・会長)

質疑応答 :17:15~17:30

懇親会 :18:00より (参加費=一般6000円、薬学生2000円)

ポイント
○激動する薬局業界を教育現場はどう見ているか、薬学生の就職戦線の変化に対し、薬局はどのように対応すべきなのか。新卒薬学生にとって、生き甲斐、遣り甲斐のある就職ステージとは何か。杉林学長には、教員の立場から、薬局・薬剤師像に対する熱いメッセージを頂きます。
○薬局・薬剤師とは何か、医薬分業とは何か、薬局はどこから報酬を得ているのか、等を明確に意識し、それに応えるサービスを提供する必要があります。次世代において確固たる存在価値を示すための意識改革と行動変容の必要性を訴えます。
○「医薬品を交付して終了」となっていた調剤業務は終焉し、交付後のフォローが薬機法に明記されます。処方箋受付時の「先確認」と「服薬期間中の薬学的管理・指導」は本来の医薬分業を実現するための大きな一歩となります。岩月会長には激動する薬局業界にあって、地域生活者から信頼される薬局となるために、「今、何をなすべきか」を解説して頂きます。

お申込み方法 (メールでお受けしています)
・所属、ご名前、連絡先(メールアドレス、電話番号)等を明記の上、下記のメールアドレスから
お申込み下さい。講師に質問がある方は、その内容もご記入ください。
mailアドレス : 0813fujita@catv296.ne.jp  またはmct.miyamoto@hyper.ocn.ne.jp
※当会のホームページ 【セミナー申し込みのページ】からの申し込みもできます。
・受講料: 5000円
但し、次世代薬局研究会2025会員(1社2名まで)と薬学生は無料

手を携え、薬局・薬剤師の展望を拓こう―若手薬剤師諸君への呼びかけ
一般社団法人 次世代薬局研究会2025代表・藤田道男

医薬品医療機器等法(薬機法)改正の議論を続けていた厚生労働省・厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会の議論が昨年末に終了、同部会の報告書をもとに薬機法改正案が次期通常国会に提出される運びとなっています。
薬機法改正の方向については、各媒体を通じて報道されており、本研究会でも折に触れて発信していますので、重複は避けますが、薬局機能・薬剤師業務のあり方を大きく左右することは間違いありません。
ただ、法律はあくまでも実態に照らした最低限の行為を規定するものであり、薬局・薬剤師の対応としては薬機法改正を出発点と捉え、あるべき薬局機能や薬剤師業務のあり方を深化させる必要があります。

若手薬剤師部会発足へ
このため、一般社団法人 次世代薬局研究会2025は、昨年から開催してきた若手薬剤師・薬学生によるグループ討論を踏まえ、「若手薬剤師部会」を設立することを理事会決定いたしました。2月10日に開催する第3回会合で正式に発表いたします。
過去2回の会合では、参加した若手薬剤師それぞれが抱いている現状認識や今後の展望について意見交換し、それを踏まえて薬局とは?薬剤師とは?の基本認識を深めました。3回目は薬局・薬剤師が拠って立つ基盤は何か?について社会保障制度、調剤、多職種連携、地域包括ケアシステム等について議論を深めます。
薬機法が改正されるとはいえ、調剤や医薬分業の概念の整備はなお不十分です。このため患者は薬局で調剤する意味を十分に理解しているとは言い難い状況にあります。かかりつけ薬剤師・薬局の推進についても利用者(患者)が薬剤師を選択できるような評価ポイントが不明確なまま進められています。同時に現場における対応にも反省すべき点があると言えるでしょう。
医療は「患者と医療者の協働作業」と言われますが、患者が評価できるような情報開示がなされているかどうか。確かに処方箋に基づく薬物療法に関して、患者側から理解しにくい側面はありますが、薬局・薬剤師は一層の情報開示と「見える化」によって薬剤師と患者との「協働」を共有する努力が必要です。
次世代薬局研究会2025が立ち上げる「若手薬剤師部会」はそうした問題を掘り下げ、薬局現場における行動指針として提言する方針です。(※若手薬剤師は年齢で区分しておりません。「自称?若手」も歓迎です)
年度内は4回シリーズで終了しますが、新年度も引き続き開催いたします。今回、参加できなかった方々もご期待ください。

経営者・管理者部会、管理栄養士部会も立ち上げへ
また若手薬剤師部会のほか、薬局経営者・管理者部会、薬学生部会、管理栄養士部会、薬学教員部会等も立ち上げ、健康サポート、多職種連携時代に対応する横断的人財育成に取り組むことにしています。それによって職種間、階層間の垣根を越えた一体感の醸成とモチベーション向上につながることが期待されます。そのことが地域生活者・患者から真に支持される存在に生まれ変わる第一歩と確信しております。
薬局・薬剤師のあり方が大きく変わろうとしている今日、薬局・薬剤師が地域において確固たる存在価値を示すことができるよう、手を携えてともに前進しようではありませんか。皆様のご参加をお待ちしております。

【セミナー開催】
●第40回セミナー(開催済み)
・開催日:2018年6月9日(土)
・テーマ:「地域包括ケアシステムにおいて薬局の存在価値をどう示すか」
・講師① :笠松信幸氏(一般社団法人日本介護支援専門員協会常務理事)
     「在宅医療・介護の実情と薬局・薬剤師への期待」
・講師②:根本ひろ美氏(根本薬局グループ代表、女性薬局経営者の会副代表)
     「患者・地域生活者への関わり方“基本のき”」

●第41回セミナー
・開催日:2018年9月9日(日)-参加者募集中-
・テーマ:「生き甲斐・やり甲斐のある薬局づくり-若手薬剤師、薬学生が働きたい魅力ある薬局とは-」
・第1講座=「薬学生が求める就職ステージ」
〔講師〕:吉村磯孝氏(ファーマ総研,城西大学薬学部講師,次世代薬局研究会2025理事)
・第2講座=「より魅力的な薬局づくりのために」
〔講師〕:田宮謙三氏(学校法人医学アカデミー薬局サポート課)

〔第42回以降の計画中の主なテーマ〕
・第42回以降のセミナー開催については、下記のようなテーマを検討中です。企画・開催時期が固まり次第、案内しますので、ご期待ください。

〔候補テーマ①〕「高齢生活者のサポートに着手するには-フレイル、サルコペニアの予防・早期発見、フォローへの参画-」(仮題)
〔講師候補〕:行政の立場から、健康サポート薬局を含む薬局の取り組み、ベテラン・フレイルサポーターに学ぶなど

〔候補テーマ②〕「オンライン服薬指導の導入がもたらす変化とは」(仮題)
〔講師候補〕:内閣府等の立場から、戦略特区の薬局関係者など

〔候補テーマ③ 〕「かかりつけ薬剤師・薬局の薬投与後のフォローアップ-対人業務の充実を図るために-」(仮題)

〔候補テーマ④〕「患者・地域生活者のための情報ネットワークとかかりつけ薬局-ICT利活用のかたち」(仮題)

〔候補テーマ⑤ 〕「薬局が健康経営宣言を発信する-健康寿命の延伸は自局から-」(仮題)

〔候補テーマ⑥〕「ファーストコンタクト機能(地域貢献の機能づくり)の充実と保険外事業化を考える」(仮題)

【店舗見学研修】
〔見学先〕上田薬剤師会(長野県上田市)
・時期:2018年9月29日(土)
・テーマ:「医薬分業およびかかりつけ薬局の原点を実地で体得」(意見交換会も開催)
〔見学先〕かかりつけ機能を発揮する上田地区の薬局

【体験学習】
●ボイストレーニング-「顧客への印象、影響力は声が勝負」(ビジネスボイストレーナー 毛利大介氏)
●メディカルウォーキング「管理栄養士が取り組む実践メニュー」

【情報提供】
・アンケート調査「2018年度調剤報酬改定結果アンケート」の実施とそのフィードバック(2018年4月~6月)
・ホームページによるセミナー報告

■第40回セミナー
地域包括ケアシステムにおける薬局の存在価値をどう示すか
 ―他職種連携とかかりつけ薬剤師・薬局の実践例―

   
日 時 : 2018年6月9日(土) 13:30~17:00(受付13:00~)
会 場 : 薬学ゼミナールお茶の水教室(御茶ノ水・地図参照
   〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1-4 ヒルクレスト御茶ノ水4F
参加費 : 一般参加=5000円  次世代薬局研究会2025会員(1社3名まで)&薬学生=無料
講演① 在宅医療・介護の実情と薬局・薬剤師への期待(13:30~15:00)
      笠松 信幸氏(一般社団法人日本介護支援専門員協会常任理事)

講演② かかりつけ薬剤師・薬局となるための基本のキ(15:10~16:40)
      根本ひろ美氏(ねもと薬局グループ代表、日本女性薬局経営者の会副会長)

■ ポイント
●第1講座
厚労省の調査研究によると、在宅介護分野における薬剤師の意識はケアマネジャー、訪問看護師などの他職種との視点との違いが明確になっている。他職種連携をスムーズに行うためには薬剤師が介護の知識を深めると同時に、地域包括支援センターなどと協力しながら服薬管理についての情報提供を行うことが求められている。
第1講座では、在宅医療・介護の実情を踏まえ、ケアマネジャーの立場から他職種連携における薬剤師の関わり方を提案して頂く。

●第2講座
かかりつけ薬剤師・薬局とは、調剤報酬の要件を満たすことではなく、日常的に患者、地域生活者から信頼される存在であることが前提となる。日常業務の中で、薬局・薬剤師として患者や地域生活者にどう向き合うか? そのことが、価格(患者負担)と薬局業務の整合性について、利用者の理解を得る唯一の手段と言える。
第2講座では在宅訪問や地域活動に取り組みながら地域での確固たる信頼を得ている
ねもと薬局グループの実践例から学ぶ。

お申込み方法第40回2025セミナーのご案内
参加するセミナー名・参加者の所属、お名前、連絡先(メールアドレス、電話番号)を明記の上、下記のメールアドレスからお申込み下さい。
メール 0813fujita@catv296.ne.jp 
または mct.miyamoto@hyper.ocn.ne.jp
ホームページ http://jisedai2025.jpの【セミナー申込】からのお申し込みもできます。                
※受講料は当日受付にて申し受けます。

一般社団法人 次世代薬局研究会2025は会員を募集中です。

・薬局・薬剤師関係のほか、製薬メーカー、医薬品卸、ヘルスケア産業、システムメーカー、
 コンサルタント、薬学生など関係するすべての方に門戸を広げています。
・会員の方には当研究会のセミナーに無料(1社3名まで)で参加できるほか、セミナー報告、
 会員向け情報提供(コラム、時事解説等)の特典があります。
 
・会員期間=原則1年(2018年4月~2019年3月)随時更新可能
・会費=年間3万円(但し、薬学生会員は無料)
・お申し込みは当会のホームページ http://jisedai2025.jpで受け付けています。
 なお、下記e-mailでも受け付けています。
  0813fujita@catv296.ne.jp またはmct.miyamoto@hyper.ocn.ne.jp

※2018年1~3月の間に会員の申し込みをされた方は、39回セミナーを含む年度内活動も 
  2018年度の会員扱いと致します。

■第39回セミナー
「よくわかる2018年度 調剤報酬改定と薬局の対応」

皆様
2018年度診療報酬改定内容が2月7日に答申されました。
調剤報酬では、大型門前薬局や医療モール内薬局の調剤基本料の引き下げが行われ、かかりつけ業務実績による基本料の特例除外が廃止されました。
その一方、「地域支援体制加算」、「服用薬剤調整支援料」の新設、「重複投薬・相互作用防止等加算」、「服薬情報提供料」の充実など、全体として「患者のための薬局ビジョン」の方向に沿った報酬体系になりました。
調剤報酬は、外枠も含めれば約100億円のマイナス改定です。これに全体の80%を占める薬剤料の引き下げが加わり、薬局経営を直撃します。
ただ、具体的な実績が求められることから、「地域支援体制加算」、「後発医薬品調剤加算」、「薬歴管理料」、薬学管理料の「重複服薬・相互作用防止等加算」などの取り組みを強化することで技術料のマイナスは補うことも可能です。
本セミナーでは、調剤報酬改定内容と算定要件を解説するとともに、次世代に向け、調剤以外の分野も含め、薬局はどのような対策を講じるべきか、具体的な行動に向けた取り組みについて提言を頂きます。

日 時 : 2018年2月24日(土) 14:00~16:30(受付13:30~)
会 場 : 連合会館・204会議室(御茶ノ水・地図参照
参加費 : 一般参加=5000円
次世代薬局研究会2025会員(1社3名まで)&薬学生=無料

講演① 2018年度 調剤報酬改定の概要と対応策
藤田 道男(一般社団法人 次世代薬局研究会2025・代表理事)

講演② 薬局・薬剤師のパラダイムシフトと今後の方向性を探る
山村 真一氏(一般社団法人 保険薬局経営者連合会・会長)

■ ポイント
・2018年度調剤報酬改定は1:1:0.3の比率が維持され、0.19%のプラスとなったものの、前回同様、外枠での引き下げがあり、実質で約100億円のマイナス改定となる。

・大型門前薬局、敷地内薬局、医療モール薬局における調剤基本料の厳格化、かかりつけに伴う「特例除外」の廃止、調剤料引き下げ、後発医薬品調剤体制加算の要件引き上げなど立地や対物業務への厳しい評価が行われた一方、「地域支援体制加算」の新設、ポリファーマシー対策としての「服用薬剤調整支援料」の新設、かかりつけ薬剤師同意取得時の様式を整備など、全体として対人業務へのシフトを重視した改正となった。

・全体的には調剤業務における具体的な成果を求める内容となり、業務の質的転換が迫られると
同時に、薬価引き下げを含めた収益減への対応が喫緊の課題となる。

・本セミナーでは調剤報酬改定のポイントを解説するとともに、新たな段階を迎えた今後の薬局が取り組むべき課題と対応策を掘り下げる。

■講師プロフィール  山村 真一氏(やまむら しんいち)
一般社団法人保険薬局経営者連合会 会長 薬剤師。1979年昭和大学薬学部卒業。1980年プライマリーファーマシー開局。2005年バンビーノ薬局を開局。2011年中小の薬局経営者を中心とした一般社団法人保険薬局経営者連合会を設立。2013年薬事政策に関する調査研究や薬事データの収集と解析、薬局経営などに関するコンサルティング業務を行うシンクタンク組織、株式会社薬事政策研究所を設立。
時代の求めに応じ、安全で高品質な医療を低コストで提供できるよう業界の窓口となり、国民の利益に貢献する薬局像を目指し、広範な活動をしている

■お申込み方法
参加するセミナー名・参加者の所属、お名前、連絡先(メールアドレス、電話番号)を明記の上、下記のメールアドレスからお申込み下さい。
メール 0813fujita@catv296.ne.jp
または mct.miyamoto@hyper.ocn.ne.jp
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※受講料は当日受付にて申し受けます。