社会医療調査 薬局はプラス改定も減収

 調剤報酬プラス改定も収支はマイナス。厚生労働省がこのほど発表した2010年社会保険診療行為別調査(社会医療調査)によると、薬局のレセプト1件当たりの点数は前年に比べ1.8%の減少だった。内訳は、調剤技術料が2.3%増、薬学管理料も5.0%増加したが、全体の7割を占める薬剤料が3.6%落ち込み、トータルでマイナスとなった。薬価改定による引き下げ、後発医薬品使用などが影響したものとみられる。

一方、医科点数では入院が前年比5.0%増、外来3.6%増となり、医科にはプラス改定の影響が如実に表れた。薬剤料の比率(薬局調剤分を含む)では全体で33.0%(0.2ポイント減)、入院9.7%(1.1ポイント減)、外来39.4%(0.9ポイント減)となっており、いずれも若干減少している。

 後発品の使用状況は、薬剤点数に占める後発医薬品の点数割合は全体で8.8%、入院7.1%、外来(院内投薬)11.4%、薬局調剤7.9%。また薬剤種類数に占める後発医薬品の種類数の割合は全体が2.823.5%、入院20.9%、外来(院内投薬)28.2%、薬局調剤21.6%でいずれも20%台に乗った。

 院外処方せん発行率は全体で62.8%、病院70.1%、診療所60.2%で、それぞれ0.8、0.03、1.2ポイント上昇した。